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ブレインストーミング八話
第二話 「創造力の本質は、異質の考えの融合である」

出口光

  知的財産権は21世紀の知の象徴だと言うまでも無く、創造力をつけたいと想わない人はいないだろう。では、どうすれば創造力がつくのだろうか?勉強を一生懸命やって知識を増やせばよいのだろうか?発想法を勉強すればよいのだろうか?

 答えは、「それだけでは、NOだ」。

 私は、かつて米国のカンザス大学大学院に6年間留学をしていた。当初は、アメリカ文化と日本の違いが新鮮で、さまざまな考えが浮かんできた。異文化に身を置くことで、いろんなアイデアが浮かんできた。私は、ほんの短い期間、あたかも知的財産権の泉のようだったのだ。

 冗談はさておき、一人の人間の中で異文化が交わるとき、一人ブレインストーミングが始まるのだ。米国で私の経験した面白い例を挙げよう。

 あるとき、指導教授の夫人に、私は日本からのお土産で、竹で編んだ和バッグをプレゼントした。編まれた竹かごの上には、綺麗な布が被せてあり、それに紐を通して引っ張ることで、バッグの布の口がすぼむものだ。日本人にとって、それは和風のバッグであり、それ以外の何ものでもない。

 1週間ほど経って、私は教授の家に、食事に呼ばれた。 教授夫人は私に向かって、「素敵なパン入れをありがとう」と言ったのだ! 食卓には、焼きたてのパンが、その和バッグに入れられていた。その姿の美しいこと。 私は、彼女の創造力に感嘆した!日本人には、とても発想できないことだが、バッグであるという先入観の無い米国人にとっては、まさしくパン入れであることができたのだ。

 全く異質の文化が触れ合うことで、新しい発想が出てくる。
 
 「パラダイム転換」という言葉を、聞いたことがあるだろう。これは、科学哲学者トーマス・クーンの提唱した言葉で、天動説から地動説に変わり、世界観が変わったように、物の見方、枠組みに転換が起こって、世界が新しく見えるような場合に使われる。

 クーンは、もともと物理学者であったが、自分の物理学の能力に限界を感じ、科学哲学の世界に移ったのだ。つまり、別の世界に転身したのだ。そこで、物理学の実際の進化変遷の過程を、科学哲学の分野から見たときに、それまでの科学哲学者の視点にはなかった、科学の発展はパラダイムシフトの連続であったという新しい思考の枠組みを提供したのだ。クーンにとっては、比較的当たり前のことだが、科学哲学の分野では、革新的なことであったのだ。

 このように、一人の人間が、異質のものと出会うとき、新しい発想が生まれる。それをさらにダイナミックにしたものが、異質の人たちが集まるブレインストーミングなのだ。
 

 同じ業界や同じ社内の人たちではなく、異質の文化や経験を持った人たちが、ひとつの課題のために魂をひとつにして、ブレインストーミングをしたらどうだろうか? 新たなビジネスモデルを練り上げたり、さらには、ビジネスモデル特許を創ったりするために有効に使うことができたら、こんなエキサイテイングなことがあるだろうか?

 ブレインストーミングに参加する人たちの選抜は、非常に重要なことだ。 第三話は、どのような人たちが、どのように、ブレインストーミングに参加すると、 素晴らしい結果が得られるのかを、共に探求してみよう。
つづく・・・


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